Twitter自動連係の停止を機に、Livedoor Blogに移行しました。
新しいブログはこちら↓
https://geyo-game.blog.jp/
気まぐれに動画も出しているので、こちらもどうぞ
YouTubeチャンネル「geyogeyo」
新しいブログはこちら↓
https://geyo-game.blog.jp/
気まぐれに動画も出しているので、こちらもどうぞ
YouTubeチャンネル「geyogeyo」
「脳トレ」効果に疑問…英で1万人実験 [★家庭用ゲーム]
少し前に流行った「脳トレ」ブーム。
しかし、実際の脳科学はもっと複雑でありながら安易に"効果"や"期待"を謳っている商品もあり、学会は「科学的な根拠を示せ」と求めているのが昨日話題になりました。
http://book.asahi.com/clip/TKY201004200165.html(朝日新聞)
http://blog.esuteru.com/archives/350265.html(上の記事に対する反応)
そして、その記事では「未解明な部分があまりに多く、脳トレは無意味という証明も逆に難しいのですが」(坂井准教授)とあるのですが、それを証明するような(?)イギリスでの被験者1万人超の大規模な実験結果が発表されました。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100421-OYT1T00518.htm
実験はこんな感じ。
・18~60歳の健康な1万1430人→3つのグループにわける。
・脳トレゲームを1日10分、週3日以上、6週間やってもらう。
Aグループ:論理的思考力や問題解決能力を高めるゲーム
Bグループ:短期記憶や視空間認知力を高めるゲーム
Cグループ:脳トレとは無関係なゲーム
→<結果>脳トレを続けたグループでは、ゲームの成績は向上したが、論理的思考力や短期記憶を調べた認知テストの成績はほとんど向上せず、3グループ間で差がなかった。
最後の結論が曖昧なので、ググったら元の論文を訳してる方がいたのでそちらに詳しく書いてありました。
http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=3778
「脳トレゲームで繰り返し訓練した課題そのもののスコアは向上したが、訓練しなかった課題のスコアはたとえそれがどれほど互いに類似したものだったとしても向上せず、課題間での脳トレ効果の伝播は見られなかった」
そう、つまり特定のゲームに対する反応として成績が上がっただけで、頭が良くなったわけではないということ。
…実は自分も脳トレは1を持っていてしばらくやってたのですよw
でもちょっと慣れるとすぐに最高判定の脳年齢20歳を連続するようになり、その回答も単に作業として返してるだけだなぁ…というのが実感してやらなくなりました。
なので、小手先を変えただけの2は買っていません。
かと言ってじゃあ全部嘘なのかと言ったらそうでもないかも?
脳にとって、同じ作業を続けているだけでは退化していくだけですが、色んな刺激を与えれば新しい反応を返すかもしれないし、作業だとしても楽に反応できることのバリエーションが増えるのは良いことと言えるかもしれません。
だから、脳トレさえやってれば頭よくなるとは全く思えないけど、脳に普段やらないこと色んなことを経験させるのは有効かと思います。
そういう"お手伝い"程度のつもりでゲームやってる分にはいいんだけどね。
中高年以上の「健康信仰」とでも言いたくなるような過剰に健康を求める人たちに、あたかも超効果的なような言いぶりで売り込むのはなんかなぁ…って感じで。
あるいは、上の方の"記事に対する反応"としてリンク貼った先の意見では、こんな意見もありました。
ばあちゃんにDSiLL買ってやったら喜んでやってた。
脳に効くとか以前にそういう意欲というのが大事なんだと思う。
そういえば、朝日の記事で効果の裏付けとされる「認知症の高齢者12人の脳機能が改善した」との学術論文についても、その「改善」が訓練自体か、訓練を手伝う人との接触によるのかが判然としない、と指摘する。とあるのだが、そのゲームをやることで自発的な意思や他者とのコミュニケーションによる脳の活性化などで効果があるのかもしれません。
ゲーム自体に効果がなくても、そう思えば実現する"思い込み"効果はあるかも?
そうそう、それから元の論文によると被験者は18~60歳の健康な人たちですから、高齢者や認知症の方の治療や予防は除外されています。
年齢的には健康に働いている人たちなわけで、そりゃあすでに脳をよく使ってるわけで、いまさらそれを更に頭良くするのは元々無理があります。
やはり、どちらかというとボケ防止的な役割なのかも。。。
しかし、実際の脳科学はもっと複雑でありながら安易に"効果"や"期待"を謳っている商品もあり、学会は「科学的な根拠を示せ」と求めているのが昨日話題になりました。
http://book.asahi.com/clip/TKY201004200165.html(朝日新聞)
http://blog.esuteru.com/archives/350265.html(上の記事に対する反応)
そして、その記事では「未解明な部分があまりに多く、脳トレは無意味という証明も逆に難しいのですが」(坂井准教授)とあるのですが、それを証明するような(?)イギリスでの被験者1万人超の大規模な実験結果が発表されました。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100421-OYT1T00518.htm
実験はこんな感じ。
・18~60歳の健康な1万1430人→3つのグループにわける。
・脳トレゲームを1日10分、週3日以上、6週間やってもらう。
Aグループ:論理的思考力や問題解決能力を高めるゲーム
Bグループ:短期記憶や視空間認知力を高めるゲーム
Cグループ:脳トレとは無関係なゲーム
→<結果>脳トレを続けたグループでは、ゲームの成績は向上したが、論理的思考力や短期記憶を調べた認知テストの成績はほとんど向上せず、3グループ間で差がなかった。
最後の結論が曖昧なので、ググったら元の論文を訳してる方がいたのでそちらに詳しく書いてありました。
http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=3778
「脳トレゲームで繰り返し訓練した課題そのもののスコアは向上したが、訓練しなかった課題のスコアはたとえそれがどれほど互いに類似したものだったとしても向上せず、課題間での脳トレ効果の伝播は見られなかった」
そう、つまり特定のゲームに対する反応として成績が上がっただけで、頭が良くなったわけではないということ。
…実は自分も脳トレは1を持っていてしばらくやってたのですよw
でもちょっと慣れるとすぐに最高判定の脳年齢20歳を連続するようになり、その回答も単に作業として返してるだけだなぁ…というのが実感してやらなくなりました。
なので、小手先を変えただけの2は買っていません。
かと言ってじゃあ全部嘘なのかと言ったらそうでもないかも?
脳にとって、同じ作業を続けているだけでは退化していくだけですが、色んな刺激を与えれば新しい反応を返すかもしれないし、作業だとしても楽に反応できることのバリエーションが増えるのは良いことと言えるかもしれません。
だから、脳トレさえやってれば頭よくなるとは全く思えないけど、脳に普段やらないこと色んなことを経験させるのは有効かと思います。
そういう"お手伝い"程度のつもりでゲームやってる分にはいいんだけどね。
中高年以上の「健康信仰」とでも言いたくなるような過剰に健康を求める人たちに、あたかも超効果的なような言いぶりで売り込むのはなんかなぁ…って感じで。
あるいは、上の方の"記事に対する反応"としてリンク貼った先の意見では、こんな意見もありました。
ばあちゃんにDSiLL買ってやったら喜んでやってた。
脳に効くとか以前にそういう意欲というのが大事なんだと思う。
そういえば、朝日の記事で効果の裏付けとされる「認知症の高齢者12人の脳機能が改善した」との学術論文についても、その「改善」が訓練自体か、訓練を手伝う人との接触によるのかが判然としない、と指摘する。とあるのだが、そのゲームをやることで自発的な意思や他者とのコミュニケーションによる脳の活性化などで効果があるのかもしれません。
ゲーム自体に効果がなくても、そう思えば実現する"思い込み"効果はあるかも?
そうそう、それから元の論文によると被験者は18~60歳の健康な人たちですから、高齢者や認知症の方の治療や予防は除外されています。
年齢的には健康に働いている人たちなわけで、そりゃあすでに脳をよく使ってるわけで、いまさらそれを更に頭良くするのは元々無理があります。
やはり、どちらかというとボケ防止的な役割なのかも。。。
コメント 0