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【3DS】3D立体視の見え方には"個人差"がある [★家庭用ゲーム]

ニンテンドー3DS フレアレッド3DSを買ったので、昨日から配信が始まった『ニンテンドービデオ』を見てみました。
これは"いつの間に通信"でオススメの映像が配信されるもので、とりあえず「3Dふらふら街歩き 京都」を夫婦で同時に見てみました。
すると、面白いことに同じ映像を見ているのに見え方(というか、3D映像として認識される許容範囲)が全然違うことがわかりました!

ちょっとコレは科学的に面白そうなのでまとめてみることに…。

まずは夫婦二人のスペックから。
二人とも目が悪くメガネです。コンタクト不使用。

旦那は裸眼だとかなり視力が悪く、乱視も入ってます。
私は軽く目が悪い程度で、旦那の眼鏡着用時と私の裸眼が大差ない程度。

また3Dという意味では、私はゲームの3D酔いやリアルの車酔いに弱い方です。
(一部のゲームや自家用車では吐く寸前まで行きます。)



さて、何が違うかですが…

■視野角の範囲
元々3DSは視野角が狭いと言われてたのですが、旦那は隣から覗き込んでも3Dで映像が見えるそうです。(夫婦なので"隣の距離"が近いのもあるかもしれませんが…)

が、私の場合は視野角0度?なんじゃないかと…(;´Д`)

自分が本体を持って、視点が合う位置を探せば立体視を見ることが出来ます。
が、ほんの少しでもズレると画像がダブって見えて立体に見えません。

なので、両手[手(パー)]で本体を固定しないとそのうち視野角からズレて像がボヤけ、再度視点が合う位置を探さないといけなくなります。

その上、上下方向にも視野角あるのか…下の方に文字が出るときに認識しづらく…若干画面を傾けて調節しないと見えないことも…。


3DSは事前にお店で3Dスライドの機能などは試してみたりしていたのですが、店頭の試遊台はスタンドで固定されているので、この違いには全く気付きませんでした!
試遊される方は極力すでに持ってる人に貸してもらうか、店頭で固定スタンドのものしかないなら自分が動いたりして視野角のチェックした方がいいかもしれません。


■遠近感が大きいものにピントを合わせる能力

次に、とっさに遠近感が大きいものが出てきたときに、ピントを合わせるのが私はとても時間がかかります。

基本的に3DSの立体視は画面の奥に立体世界があるように見える「奥行き表現」と言われています。
今回の映像で言えば、3DSの上画面から京都の町並みを覗いてるような映像です。

しかし、テロップなどの文字は画面位置と同じかそれよりも手前?に視点を合わせないといけないような映像になっています。

ここでとっさに視点を合わせられる人は良いのですが…それがとっさに合わせられない人間には文字がまともに読めません。

旦那は「文字は確かにキツイね」とは言うものの読めてるみたいです。
私は最初、文字半個分がズレてるようで水墨画のようにぼやけて見えました。
終盤、なんとか慣れたもののそれでも良くてピントを合わせるのに3秒くらいかかりました。
繰り返し見ていると、何回かはピントを合わせられるようになりましたが依然としてピントが合う前にテロップが消えることもしばしば。


それからもう一つ、ごちゃごちゃと物が多い場合…どれかに視点をあわせようとするのか視点が合わないような感覚に襲われたり、画面端の辺りではボケてしまったりします。



■考察

これら即時に焦点が定まらなかったり三次元の空間認知が混乱しやすくなるのは、3D酔いや車酔いに弱いのとなんか関係あるんじゃないかな?と気になります。

3D酔いしやすいゲームの特徴はコの字状の階段や狭い部屋、FPSの遮蔽物に隠れる操作などで…目の前の近くに壁があるというのが特徴です。(他の3D酔いする人がどうなのかはわかりませんが、少なくとも私の場合は。)
となると、とっさの手前(今回の3D映像で言えばテロップ文字)にピントが合わなかったりするのもそれが関係しているのかな?と。


もしくは何かに集中しすぎなのかな?という考えもあります。
"奥行き表現"の実写に慣れると、"奥"であるはずのそこを"現在の自分"の基準の位置にしてしまい…文字が手前=つまりは基準として見ている位置よりも手前=自分より後ろに焦点?と視点を合わせることができなくなり、焦点合わし直す動作が入るのでとっさに合わせられないのかも…。

( ゚д゚)ハッ!
もしかしたら、3D酔いや車酔いもそうなのかもしれません。。。
ゲームでも、奥の方の集中して見ているところを基準に自分が居る感覚になってるのが酔う原因かも!
ゲームでは狭い場所や隠れてる壁が、自分の目の前にあるような錯覚になります。
酔わない人はそれを「壁の"映像"」と割り切っているから酔わないのかな?


それからもう一つ考えられるのは、視野欠損・視野狭窄・ガチャ目や利き目…等、目の問題
視野欠損は見えている範囲のうち一部が見えていない影がある状態で、視野狭窄は全体的に狭いもの、ガチャ目は左右の視力差があったり方向が正面を向いていない状態で、利き目はどちらかの片目を中心に物を見ている場合です。

人間の脳って凄いのかバカなのかわかりませんが、両目と脳で補うことでこれらにかかっていても無自覚な人が多いです。

もしかしたら、私はこのいずれかなのかもしれません。。。

とりあえず公式ページでも原因の一つとされている左右の視力差ですが、これは眼鏡を作るときに視力測定しましたけど左右差はあまりなかったし眼鏡が合わなくなったとも感じられないので可能性は低いです。

しかし画面の中心では見れているのに画面端がボケていたり、下に出てきたテロップがとっさに合わせられなかったりするのは視野欠損とかなのかも?とも。


あるいは単に焦点を調節する機能が低いか。
さきほどの視野欠損が気になって簡易チェックをしてみて、はっきりとした欠損があるかはわからなかったけど、そもそも中心を見てみてくれって言われてて、片目で中心に焦点がなかなか合わなかった。
合ってもなかなか維持ができない。


また不思議なのは、3D映画は平気だったことです。
一度映画館で「キャッツ & ドッグス 地球最大の肉球大戦争」という実写にCGを足した3D映画と、大型スクリーンで旭山動物園の実写3D映像は見たのですが、違和感はありませんでした。

大きい画面だと大丈夫ということは、小さい画面でこまごまと遠近感を調節する能力が低いのかも。
あるいは裸眼では弱くて眼鏡式の方が体質に合っているのか?



「3Dスライドで調節すれば大丈夫」と言うのは半分間違い

最後に、発売前後でネットでは3DSが立体で見えない人もいるというので荒れたとき「3Dスライドでちょうどいいところを見つければいいじゃないか」というので落ち着きました。
私も試遊台をプレイしてみてそうだなと思っていましたが、半分間違い。

というのも、3Dの立体感のボリュームはCGとか機械側で遠近感の設定をしているもののみのようで、"実写映像"ではボリュームを前後させても変わりません。
ON/OFFの切り替えのみのようです。

ただし、ゲームなんかでは大きく変わってくるので調節は重要[ぴかぴか(新しい)]ですけどね。

(※7/16 追記
3DボリュームがON/OFFのみでボリューム変更できないのは実写映像のみならず、eショップで配信されてるPVやプレイ動画等は、元はゲーム素材であっても"用意された映像"はボリューム変更できずON/OFFのみです。
しかも、3Dで見ることはできますが3D度はMAXなのか、とてもキツいです。。。)


それにしても、立体視に興味がない旦那は見れて、ゲームは今のトコ興味ないけど立体視には興味あった私が視聴困難とは…。・゚・(ノД`)・゚・。

(※7/29 追記
関連があると思われる海外の研究発表がありました。個人差の原因かも?
http://geyogeyo.blog.so-net.ne.jp/2011-07-24-4

ニンテンドー3DS フレアレッド

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ニンテンドー3DS アクアブルー

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タグ:3DS 科学
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