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Twitterのトレンドワード「雨だ」から不思議な世界に迷い込んだ件 [*ニュース&読み物]

ふと何気なく、Twitterのトレンドワード「雨だ」から色んな人のつぶやきを見ていた。
結構、雨が好きという声もあり…雨が好きでもあり嫌いでもある私は少し和んだ。

そんな中、ひときわ目を引く画像付きのツイートに目が行った。



なんだ、この句は?!
青空に向かって「ああ雨だぬれるぬれる」と叫んでる??
しばらく考え込んで、遠距離恋愛なのかな?とは思った。

ちょっと奇妙な句が気になって、他にどんな句を読んでいるのだろうかと、句をググってみた。
そこから、不思議の世界に迷い込むこととなる。。。

■まず検索でたどり着いたのは、特段関係のない方のブログ。
http://ameblo.jp/xxx-e-m-i-xxx/entry-11396473651.html

『川沿いにぶつける想い。?』というタイトルの記事には、街に短歌が貼り付けられている。
ツイッターで見かけた画像と同じ句だけど、今度は縦書き。
しかも他にも、いろんな句が何枚もあるようだ。
ブログ主にも『アートにも素人が理解できる限度ってやつがあるよね( ^ω^ )←』と閉められている。

で、ここで思ったのは…アレってフォトショじゃなくて現地で書かれてるのか!Σ(・Д・ノ)ノ
しかもペンキでもなさそうだし…なんかシートっぽい?

というわけでさらに調べてみる…

■次にたどり着いたのはGoogleマップ
『でんごんくんプロジェクト』というタイトルがついたGoogleマップ
でんごんくんプロジェクト - Google マップ

おいっ、なんかいっぱいあるぞ!(; ・`д・´) …句もやっぱり奇妙だし…。。。

というわけで『でんごんくんプロジェクト』ってなんぞや?と調べることに。

”始まりはペヤングでした。”な『でんごんくんプロジェクト』
どうやら、杉並区には『でんごんくん』という住民向けの掲示板があるらしく、二週間経ったら剥がすって条件と公序良俗に反さない内容なら市民も勝手に貼れる掲示板があるらしい。
そこで、杉並を去ろうとしていた歌人が区内のでんごんくんを回って短歌を貼り付けた。
そして、二週間経ったら剥がす、剥がし人も募集されたようだ。
最初の記事 http://aomugio.com/?p=112
プロジェクト全体 http://aomugio.com/?cat=7

ちゃんと剥がしに行った記録も残ってて、紙がくたびれてたのもなかなか面白いです。
http://aomugio.com/?p=227

さらにあとがきでは、始まりはペヤングという衝撃。
http://aomugio.com/?p=230

■…これは面白いな!ということで「略歴」をクリック
青木麦生|AOKI Mugio 1978年、東京都阿佐ヶ谷生まれ。早稲田大学第二文学部在学中、歌人・水原紫苑の授業を受けたことをきっかけに、短歌創作を始める。2000年、短歌研究臨時増刊『うたう』にて作品賞佳作。07年、東京都杉並区内の区民掲示板131箇所に自作の短歌を貼り付ける「でんごんくんプロジェクト」以降、街に短歌を発表する試みを始める。10年には、カッティングシートを使い街に貼った短歌を写真に収めた処女歌集『阿佐ヶ谷ドクメンタ』を電子書籍として発表。11年、松戸アートラインプロジェクト2011に公募アーティストとして参加。公園や街路樹などに自作短歌を貼りつけた『松戸歌壇』を発表した。


…10年には”カッティングシートを使い街に貼った短歌を写真に収めた”とある。
もしかしてツイッターで見つけた画像はこれかしら?と『阿佐ヶ谷ドクメンタ』を調べてみた。
(※後にツイートよく読んだら今年の作品だったみたいだけど。。。)

■電子書籍なのに、手軽に買えない?!…電書行商って?
調べると『電書行商』というところで売られてるらしい。
…聞いたことないし、決済とかどうするんだろう?どこのシステム使ってるの?
と購入方法見て驚いた…まさかの手売り(現物などはないが、対面販売形式)Σr(‘Д‘n)

戸惑いながらも、次はいつ?と思ったものの…2010年12月2日~11日の10日間だけのゲリラツアーだったようです。
http://www17.atpages.jp/sasakiarara/dengyo/

…今思えば、そんなイベントやってるって聞いたことあった気がするわ。

というわけで、今は手に入れることは困難そう(´・ω・`)
とりあえず『阿佐ヶ谷ドクメンタ』がどんなものだったかは、電書行商の佐々木さんのブログに書かれてる。
http://d.hatena.ne.jp/sasakiarara/20101105/1288964346

そしてやっとここで、話題の歌人について調べてみた。

■青木麦生さんのサイト
http://aomugio.com/
途中のでんごんくんについても、ここの一部でしたがトップページはこちら。

…水玉恐怖症なので、直島の写真は怖いです(´・ω・`)

Twitterはこちら。
https://twitter.com/aomugio

最初に辿り着いたブログは、最近まで開かれていた黄金町の活動の一環みたいですね。



と、調べモノは以上です。

■意外なのは、『電書行商』関係者にぷよぷよの米光さんの名前があったこと。
…懐かしい(; ・`д・´)

ついでに調べたら、今はiPhone向け電子書籍アプリ「電書カプセル」というのをやってるらしい。
コンテンツを後から制作者が書き足したりできるとか。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1212/13/news021.html

…これ見てて思ったけど、Appleの取り分って3割もあるんだね。。。
電子書籍って印刷代がかからないからもっと安くていいはずなのに!ってよく言われるけど、電子書籍には電子書籍で、置いてもらう場所代が意外と高いんだなぁ(;´Д`)…

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タグ:文学 ネタ
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